たらことめんたいこ(明太子)の違い
「たらこ」はすけとうだらの卵巣を塩漬けにして作られる、日本の伝統的な食材です。
「めんたいこ(明太子)」はすけとうだらの卵巣を塩漬けした後、唐辛子や昆布の調味液でさらに味付けして発酵させた食材です。
たらことめんたいこ(明太子)とは?
「たらこ」と「めんたいこ」は共にたらの卵巣を使った食品ですが、味の付け方や使われる原材料に違いがあります。
たらこはすけとうだらの卵巣を塩漬けにして作られる、日本の伝統的な食材です。
それに対して、めんたいこ(明太子)はすけとうだらの卵巣を塩漬けした後、唐辛子や昆布の調味液でさらに味付けして発酵させます。
めんたいこと辛子めんたいこは同じものですが、めんたいこの特徴はその辛味にあります。
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この二つの食品のもう一つの違いは、どのたらの卵巣を使うかにあります。
たらこはすけとうだらだけでなく、まだらの卵巣を使用しても構いません。
しかし、めんたいこ(明太子)に使用できるのはすけとうだらの卵巣だけです。
まだらの卵巣を使ったものをめんたいこ(明太子)として売ると、公正競争の規約に反することになります。
これは、全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会が定めているためです。
「辛子めんたいこ」とは、すけとうだらの卵巣(卵を含む)に唐辛子を原料とする調味液等で味付けしたものをいう。
ちなみに、これらの食品名の由来にも差があります。
たらこはそのまま「たらの子」を意味し、めんたいこ(明太子)はすけとうだらの韓国語読み「明太(ミョンテ)」に由来しています。
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