メロンパン美味しいですよね。
ハードな皮もしっとりな皮も好きですし、中の生地がぱさぱさしているときのがっかり感、逆にふわふわやしっとりしているときの喜びはひとしお。
最近はコンビニのメロンパンもクオリティが上がり、そこそこ美味しいメロンパン程度なら困らなくなりました。
しかし、そこそこではなくはっきり美味しいメロンパンというのは、やっぱり専門家のところでこそ、食べることができる。
おうちパン工房ひーPAN
こちらにお伺いしたのは、そんな当たり前なことを思うような出会いでした。
おうちパン工房ひーPANについて
上石神井駅南口から、徒歩8分程度の場所にあるパン屋です。
その名にあるおうちパン工房の通り、家と併設されたパン屋なのでぱっと見は個人宅。
ドアの一部が透明なガラス張りになっており、中が見えることで「あ、パン屋なんだな」と理解できるような外観です。
メニューを見る限り、食パンとコッペパンがメインかな?焼き菓子もやっていました。
藤ノ木と同じくらい人気があるようですが、個人宅でやっていることもあってか、作る量はそれほど多くないようです。
おかずコッペパンやほとんどのパンは、14時に行くとほぼ品切れ。
筆者は運よく最後のカレーコロッケパンをゲットできましたが、おかずコッペや、その他目当てのパンがある方は開店すぐか、お昼前に行くのをお勧めします。
おやつコッペの5、6種は注文して作ってもらえるので、15時のおやつに食べたいな。という方は
少し遅めでも大丈夫だと思います。
おうちパン工房ひーPANは、こんな人におすすめ
美味しいパンが食べたい方。
昨今流行りのコッペパンを求めている方。
美味しい焼き菓子を、友達へのお土産にしたい方。
おうちパン工房ひーPAN実食レビュー
カレーコロッケパン
290円也
大きめコロッケに、てんこ盛りに入っているキャベツ。
それを包む、見るからにふんわりとしたパン。
思わずムフーとなってしまいますね!
パンはふわふわ甘目のコッペパン。
ちぎって端を食べてみると、しゅわーととけるようなわたあめのような食感です。
こんなコッペパンなら、給食のときに残さないのになぁ。
早速切ってみます。
おっと。このカレーコロッケ、よくあるカレー味のコロッケではありません。
なんと、コロッケの中にカレーがいるのです!
ひき肉と人参がみえて、キーマカレーでしょうか?
周りを覆っているじゃがいもは、塩コショウの下味がしっかり。
カレーは辛みはほぼなく、甘口のキーマカレーです。お子様でも安心して食べられます。
衣はソースがしっかり染みていてほぼしっとりですが、しょっぱくはなくフルーティーで少しだけスパイシー。
コロッケのじゃがいも部分と、カレー部分、そしてキャベツ部分と総合してもブレがない美味しさです。
あなたがご存知かは分かりませんが、カレーにソースは意外と合うんです。
どちらもスパイスが効いてるからかも?
千切りキャベツとコロッケと接しているパンは、なにやら黄色いものが塗られています。
多分マヨネーズだとは思うのですが、よくある酸味はほとんどありません。
私の舌がだめなだけで、バターとかコロッケの油だったりして…。
甘目のふわふわのコッペパンに、ソースとマヨ、シャキシャキとしたキャベツ、そしてカレー入りコロッケ。
ん~正直、カレーコロッケに全く期待していなかったので、こんなに美味しいとは思いませんでした。
普通のカレーコロッケはタイプじゃない方にも、是非食べてみてほしいです。
ピーナッツバターコッペパン
180円也
注文して作ってもらう、おやつコッペの1つです。
ピーナッツバター、時々ものすごく食べたくなるんですよね。
この日も字面を見て、食べたくなりました。
カレーコロッケパンと同じコッペパンに、ピーナッツバターがたっぷり塗られています。
塗られたというか、挟んだというか、乗っているというか。
とにかくその量がすごいです。
上から見ても
横から見ても
満足するしかない量ですね。
このピーナッツバターは、スーパーでよく売っている滑らかなタイプではなく
形の残ったピーナッツがたっぷりと入っているのが特徴です。
ちまちま食べていても、ピーナッツがカリカリザクザクと口の中に入ってきます。
バター部分は甘いですが、安いものにありがちなギトつくものではありません。
ふわっとした軽やかな口当たりで、甘さの印象は控えめです。
それとやや舌触りがざらつくのは、多分ピーナッツのすりつぶしたものが、ざらついているのではないかと。
この控えめな甘さと、半分に割られたピーナッツのおかげで、たっぷり塗られていても最後まで胸焼けせず美味しくいただけました。
甘さ控えめかつ、ピーナッツが好きな方におススメ。
メロンパン
200円也
メロンパン大好き筆者です。
車で売りに来るメロンパンから、コンビニのメロンパン、パン屋のメロンパンまで一通り食べてます。
その筆者でも驚くほどにこのメロンパン、もうほんとすごいです。
持ち帰って、しばらく置いといたのですが部屋をうろつく度に、ふわんと甘い良い香り。
「なんだこの焼いた甘い香り???」と思って確かめたら、このメロンパンでした。
皮はハードタイプのカリカリ。
焼き立てだったのか、袋に少し隙間が開けてあったのです。
これだけで、メロンパンだぞ〜〜〜!という香りが部屋に広がっていました。
上に乗っているシュガーは細かで、光が当たるとキラキラして、ビーズやスワロフスキーのようです。
写真では綺麗さが伝わらない…!
香りはもうほんと美味しいです。
被せられたクッキーのあまーい香りと中のシンプルなパンの香り。思わず口の中によだれが溢れます。
端から一口。甘いクッキー生地と甘さがないパン生地で、ちょうどいい甘さになっています。
クッキー生地は、思ったほど堅くなく薄目。歯触りはサクゥ、ホロホロ崩れます。
しかし、表はカリカリですが食べてみるとしっとりとした噛み心地。今までにない、不思議なクッキー生地です。
パン生地はやや黄みがかっていますね。単体で齧ってみると、バターよりミルク感が強く感じられます。
パサ付きや堅さは一切なし。どこを開けてもふわふわ、しっとりしてます。
また、とっても柔らか。咀嚼しているうちに、どんどん溶けてなくなってしまいます。
あれ?もうないの?みたいな。
食パンをオススメしているだけあって、ハイクオリティなパン生地です。
うーむ、それにしてもパン生地もさることながらクッキー生地で、こんなにクッキー単体の印象をつけてくるメロンパンは初めてです。
メロンパンのクッキー生地は、あくまでメロンパン用の生地というのがほとんどなのですが、ここのはクッキーがものすごく主張してます。
もちろん、メロンパンとしてちゃんと融合完成しています。
それでもクッキー生地が、クッキーそのままの味と香りで美味しいのです。
さすが焼き菓子も出してるパン屋のメロンパンですね!
カリカリ皮のメロンパン派の方におススメ。
次行ったときは、クッキーと他の焼き菓子も買ってきます!
追記:クッキーはサクサク、メロンパンのと同じ香りがしてすっごく美味しかったです。
おうちパン工房ひーPANの場所
この画像の角を左折すると、メニューボードが見えると思います。
奥に見える電信柱にも、ピンクの看板でひーPANが書かれていますので
お見逃しなく。
営業時間 | 9:30~18:00(売り切れ次第終了) | ||
駐車場 | なし。少し進んだ場所にコインパーキング有 | ||
公式サイト | https://pan-shopping-center.business.site/ | ||
電話 | |||
定休日 |
おうちパン工房ひーPANまとめ
家に完全併設された店舗は狭いので、人がいるときは大人しく外で待ちましょう。
それと本当に売り切れるのが早いようなので、おかずコッペを狙う方は、開店して少しあとくらいを狙うと品が揃いきると思います。
筆者も次は別のコッペを2つくらい狙うつもりで、早めに行こうと思っています。
もちろん、他のパンも買いますよ!
https://sakudori.com/baker-taki/