刺繍をしたいのにトレーシングペーパーがない!
そんな時、どのように対応すればいいでしょうか?
この記事では、自宅にあるものを活用して、トレーシングペーパーの代わりとなるアイテムをご紹介。
トレーシングペーパーとは
まず、トレーシングペーパーの基本についてお話しします。
これは薄くて透明感のある紙で、刺繍においては図案を写す際によく使われます。
手芸店や文房具店で購入でき、100円ショップでも見かけることができます。
トレーシングペーパーの代用品
次に、トレーシングペーパーの代わりに使えるアイテムをいくつかご紹介します。
クッキングシートの活用
最もおすすめするのはクッキングシートです。
トレーシングペーパーの代わりとしてほぼ同じように使用できます。
通常、焼き菓子の下敷きとして使われるものですが、クッキングペーパーとは異なるものです。
ラップやアルミホイルと並んで、お菓子作りをする方なら家にあるかもしれませんね。
ワックスペーパーを使った方法
ワックスペーパーも刺繍に役立つアイテムです。
特にお菓子作りが趣味の方には馴染み深いアイテムでしょう。
よく見かけるのはラッピング用の薄い色や柄のものが多いですが、無地のものも見つけることができます。
習字の半紙を利用する
家に小学生のお子さんがいれば、習字用の半紙があるかもしれません。
トレーシングペーパーよりも薄くて繊細なため、取り扱いには注意が必要です。
プリンターでの図案転写
プリンターを使用して図案を直接印刷することで、トレーシングペーパーがなくても転写が可能です。
近くのコンビニで印刷しても便利です。
コピー用紙と窓の光を利用
ちょっとした工夫で、窓を使ってコピー用紙に図案を写すことができます。
窓ガラスに紙を貼り付け、裏側から光を当てると、クリアな図案を転写することが可能です。
スマートフォンを使った転写法
スマートフォンを使えば、図案を転写することもできます。
図案をスマホで撮影し、画面の明るさを最大にして、紙を上に置きます。
その上で鉛筆で図案を写します。
小さめの図案に最適です。
動かないようにスマホをマスキングテープで固定するとよいでしょう。
ただし、画面を傷つけないよう注意してください。
グラシン紙の活用(半透明の折り紙として販売)
トレーシングペーパーのような半透明のグラシン紙も有効です。
時々、折り紙セットにも含まれていることがあります。
100円ショップでトレーシングペーパーが見つからない場合は、折り紙セットも確認する価値があります。
子供のおもちゃ箱にも隠れているかもしれません。
透明セロハンと油性ペンの使用
透明セロハンやOPP袋も代替品として利用できます。
これらは通常、日常生活で容易に手に入るものです。例えば郵便物の袋やお花を包むシートなどです。
お菓子のラッピングとして持っている人もいるかもしれません。
透明な素材を図案の上に置いて、油性ペンで輪郭を写します。
細かい線は少し書きにくいですが、他に選択肢がない場合には便利です。
油性ペンがなければ、ボールペンを強く押し当てて輪郭を写す方法もあります。
フリーハンドでの布への直接描写
他に手段がない場合は、フリーハンドで直接布に図案を描く方法があります。
鉛筆を使って、直接布に描きます。
練習により、イラストスキルを向上させることもできます。
まとめ
以上、トレーシングペーパーの代わりとなるさまざまな方法をご紹介しました。
一番のおすすめはクッキングシートですが、透明セロハンもあれば役立ちます。
トレーシングペーパーがなくても、家にある物で刺繍ができると便利ですね。