家での毛布の洗濯はなかなか大変ですよね。
特に一人暮らしともなると、洗濯機が小さいので洗えないことの方が多いです。
ですが、コインランドリーを使えば、簡単に洗って乾かすことができます。
でも、ちょっとしたコツを間違えると失敗してしまうことも。
今回は、コインランドリーで毛布を上手に洗うためのポイントをお伝えします。
気を付けたいポイントは3つ!
・毛布に合った洗濯機を選ぶ
・乾燥しすぎないようにする
特に、コインランドリーの乾燥機は家庭用よりパワフル。
だから、生地が傷んだり、縮んだり、毛玉ができたり、触り心地が悪くなったりすることも。
大切な毛布や高級な毛布は、クリーニングに出すのがおすすめです。
では、コインランドリーでの毛布洗いのコツを詳しく見ていきましょう。
コインランドリーで毛布を洗う時の3つの大事なポイント
先ほどお話ししたように、コインランドリーで毛布を洗う時は、以下の3つのポイントに注意してください。
・毛布に合ったサイズの洗濯機を選ぶ
・乾燥は慎重に
これらを見落とすと、毛布がダメになることも。
洗濯表示タグをチェック
毛布には、たいてい以下のような洗濯表示タグがついています。
コインランドリーで洗う前に、このタグを確認しましょう。
ほとんどの毛布は綿やポリエステル製で、普通に洗えますが、デリケートな素材や特別な構造のものもあります。
洗濯禁止の場合は、手洗い推奨のタグがついていることが多いので、その指示に従ってください。
手洗いする時は、おしゃれ着用の洗剤を使って、やさしく洗うことがポイントです。
毛布に合った洗濯機を選ぶ
コインランドリーの大型洗濯機はちょっと高いですが、毛布を小さい洗濯機に無理に入れると、きれいに洗えません。
乾燥機も同じで、十分なスペースがないと、ムラに乾き、フワフワにならないこともあります。
過乾燥を防ぐコツ
毛布を乾燥させる時は、過乾燥に気をつけましょう。
アクリルやポリエステルなどの化繊維の毛布は、乾かしすぎると縮んだり、ダメージを受けたりすることがあります。
高温で長時間乾燥させると、毛布が硬くなったり、毛玉ができやすくなったりします。
コインランドリーの乾燥機は家庭用よりも強力なので、生地を傷めることも。
乾燥機を使う時は、温度を低めに設定し、時々毛布の様子を見ながら乾燥させましょう。
完全に乾かすよりは、少し湿り気を残して家で自然乾燥させる方が安心です。
また、晴れた日に洗濯するのも大事なポイントです。
静電気が気になる時は、洗濯時に柔軟剤を使ったり、乾燥機に柔軟剤シートを入れたりするといいでしょう。
コインランドリーで毛布を洗う時の洗濯ネットのメリット
コインランドリーで毛布を洗う時は、洗濯ネットの使用がおすすめです。
ネットを使わないと、毛布に毛玉ができたり、生地が傷んだりすることがあります。
毛布用の洗濯ネットは、100円ショップやネットショップで簡単に手に入ります。
持ち手付きの洗濯ネットだと、コインランドリーへの持ち運びもラクになります。
ネットがない場合は、色落ちしない紐で毛布をしっかりと結んで洗う方法もあります。
ただし、乾燥機にかける時は、ネットから出して乾燥させるのが良いです。
ネットのままだと、中までしっかり乾かないことがあります。
コインランドリーでの毛布洗濯の手順と乾燥・料金について
コインランドリーで毛布を洗うのは簡単です。
まず毛布を洗濯ネットに入れ、洗濯機にセットしてコインを投入し、スタートボタンを押します。
洗濯機のサイズやメーカー、使用時間によって料金は異なりますが、だいたい30分で500円程度が目安です。
乾燥機は10分100円程度です。
洗濯機の容量には8kgや15kgなどいろいろあるので、毛布の重さに合わせて選びましょう。
最近のコインランドリーにはスタッフがいることもあるので、使い方が分からなければ、尋ねるのもいいですね。
また、靴専用の洗濯機や乾燥機もあるので、他の洗濯物と一緒に使うのも便利です。
コインランドリーでの毛布洗濯:メリットとデメリット
毛布をコインランドリーで洗うメリットもありますが、注意したいデメリットもあります。
メリット
コインランドリーの一番の魅力は、洗濯から乾燥まで一気にできることです。
家で毛布を洗うと、洗濯機に入れるのも大変で、濡れた重い毛布を干すのも一苦労。
でも、コインランドリーならボタンを押すだけで簡単に済ませられます。
さらに、コインランドリーの大型洗濯機は毛布をしっかり洗い、乾燥機の高温はダニ退治にも効果的。
家庭用洗濯機だとダニ除去率は約50%ですが、コインランドリーなら80%以上を期待できます。
デメリット
ただ、毛布をコインランドリーまで持っていくのは少し大変かもしれません。
また、行ったら洗濯機が全部使われていることも。
これらは避けられないことですが、年に数回の利用なら、その便利さは大きいですね。
コインランドリーへ毛布を持っていくコツ
毛布はかさばるので、複数持って行くなら車が便利です。
一枚なら、大きな袋に入れて持って行くといいでしょう。
持ち手付きの洗濯ネットもありますし、これを使えば、毛布を洗濯機に入れた後は手ぶらで帰れます。
タンブラー乾燥禁止の毛布の扱い方
タンブラー乾燥とは乾燥機を使うこと。
ウールやアクリル、ポリエステルなどの素材の毛布では特に注意が必要です。
ウールの毛布はコインランドリーで洗うと縮むこともあるので、クリーニングがおすすめ。
ポリエステルやアクリルの「タンブラー乾燥禁止」の毛布は、乾燥機使用を控えた方がいいでしょう。
もし使うなら、温度は低めに設定してください。
でも、心配であればクリーニング店への依頼が一番安心です。
また、忙しい方、近くにクリーニング店がない方は、宅配クリーニングの利用も考えてみるのもよいでしょう。
まとめ
最近は使いやすいコインランドリーが増えていて、いくつかのポイントを覚えてしまえば、毛布をきれいに保つことが手軽にできるようになりました。
うまく使って時間と手間をかけずに、毛布を綺麗にしましょう。