カプセルホテルvsビジネスホテル：違いと利点・欠点の徹底比較！

夜の街で終電を見逃した際に頼りになるカプセルホテル。

馴染めば実に快適ですが、利用経験がないと分かりにくい点もあるでしょう。

特に、普段はビジネスホテルを選ぶという方には、その差異が気になるはずです。

そこで、カプセルホテルとビジネスホテルの違い、そしてそれぞれの利点と欠点を比較してみましょう。

カプセルホテルとビジネスホテルの差異

スペースの違い

ビジネスホテルは一般的なホテルの客室として提供されますが、カプセルホテルでは畳一帖分程度の広さで高さが約1メートルのコンパクトなスペースが特徴です。

◆宿泊施設の料金差

宿泊をご検討の際、ビジネスホテルや、内装に凝っているカプセルホテルなど、多彩な選択肢があります。

しかし、値段を比較すると一般的にビジネスホテルのほうが料金は高めに設定されています。

風呂とトイレの設備

一般的に、ビジネスホテルでは各客室に専用の風呂とトイレのユニットが設置されており、宿泊者はプライベートな空間で利用することができます。

一方で、カプセルホテルは個室に浴室やトイレが設けられておらず、宿泊者は共有のスペースを使用することになります。

◆男女別の宿泊施設の特徴

カプセルホテルはプライベートユニットにロック機能がなく、男性用と女性用にセクションが分けられることが多いです。

これに対して、ビジネスホテルでは各部屋が施錠できるため、同じ階層に異性の客室があっても問題は生じません。

連泊時の違いについて

ビジネスホテルにおいては、連泊の際にもチェックアウトする必要がない点が特徴です。

一方で、カプセルホテルでは大抵の場合、一旦チェックアウトし、再度チェックインを行う必要があります。

カプセルホテルのメリットとデメリットとは？

カプセルホテルの利点と不便さについて、詳しく解説します。

カプセルホテルの利点

カプセルホテルの最大の魅力は、何と言っても宿泊費の安さにあります。

ビジネスホテルと比較すると、かなり経済的であるため、多くの人にとって手軽に利用できる点が高く評価されています。

浴室やトイレは共同使用となりますが、短い滞在やただ寝るだけの場合には全く問題ありません。

集団での横並びの睡眠とは異なり、一人ひとりが一畳程度のプライベートなスペースを持てることも心の安らぎにつながります。

カプセルホテルのデメリットについて

カプセルホテルにおいて、不利とされる点は主に狭さや安全性、そして騒音に関連する問題が挙げられます。

それぞれのカプセルブースには、照明、目覚まし時計、テレビ、ラジオなどが設置されています。

これらは寝ながらでも手が届く便利な配置ですが、寝る場所が布団サイズの範囲だと、狭く感じる方もいらっしゃるかもしれません。

さらに、カプセルのプライベート空間は、ホテルによってはカーテンで仕切られているだけで鍵はなく、そのため貴重品を保管する際にはロッカーを使用する必要があります。

そして、上下左右に他人の寝るスペースが隣接しているため、隣の人のいびきや、廊下を行き交う人々の声や足音が耳に入ってくることも少なくありません。

神経質な人にとっては、快適に睡眠を取ることが難しい環境かもしれません。

気になる人は完全独立しているカプセルや、ベッドサイズの個室になっているカプセルホテルを選びましょう。

ビジネスホテルのメリットとデメリットとは？

ここではビジネスホテルの長所と短所について解説します。

ビジネスホテルの利点

ビジネスホテルの大きな利点としては、カプセルホテルとは異なり広々とした個室を提供している点が挙げられます。

自らの専用スペースにはベッドやデスクが配備されており、専用の風呂やトイレも完備されていますので、何の不都合も感じることはありません。

また、鍵が付いているため、セキュリティ面でも安心して、プライベートな空間をお楽しみいただけます。

ビジネスホテルの欠点としてのコストの問題

ビジネスホテルを利用する際に感じる欠点に、宿泊費の面があります。

カプセルホテルと比較した際、ビジネスホテルは費用が2倍以上に跳ね上がるケースも少なくありません。

確かに、その追加料金で得られる快適さもあるかもしれませんが、コストを抑えたい人にはやや高額に映ることでしょう。

まとめ

さまざまなビジネスホテルにおいては、割高な宿泊費にも関わらず、エアコンの効きが不十分だったり、壁が薄いことによる騒音の問題など、不満を感じることもあるでしょう。

しかし、こうした問題はカプセルホテルにも存在します。

宿泊施設によって異なるため、同じカプセルホテルであっても部屋によって様々な環境や快適さがあります。

宿泊先を選ぶ際には、口コミや施設情報を確認して選ぶとよいでしょう。