夏の訪れと共に、納涼会を企画する機会が増えるのではないでしょうか。
同僚たちと集い、暑さを忘れるひと時を共に楽しむのは、夏場の大きな楽しみの一つです。
さて、その納涼会の計画を進める上で、もしあなたが幹事を任されたら、どのような招待メールを作成すれば良いのでしょうか。
ここでは、納涼会の招待状のテンプレートや例文について、わかりやすく解説します。
納涼会の案内状の作成方法とそのポイント
初めに、納涼会向けの案内状を作成する際に押さえておきたい構成要素とポイントを解説します。
納涼会招待状の作成ポイント
社内向け納涼会のお知らせメールを作成する際、以下のポイントを押さえておきましょう。
- メールのタイトル(件名)
- 丁寧な挨拶文
- 開催の日時
- 開催場所
- 参加費用
- 出席・不出席の回答方法
- 積極的な参加を呼びかける文言
- 企画担当者の所属部署、氏名、連絡先
タイトルは明確にしましょう
メールの件名(タイトル)は、一目で内容が伝わるよう明確かつ簡潔に。
迷惑メールと間違われないような工夫が必要です。
一般的な通知であれば、「納涼会開催のお知らせ」のような表現を用います。
さらに、回答が必要なメールであれば、件名に【要返信】や【○/○までに返信】などのワードを加えて、応答を促しましょう。
イベントの日時・場所の記載について
イベントに関する日時や場所は、箇条書きにすることで情報が整理され、受け手にとって把握しやすくなります。
特に会場が初めての訪問者にとって複雑な場合は、アクセス情報を丁寧に伝えることが重要です。
その際、以下の情報をリストアップしてみましょう
- 最寄り駅からのアクセス方法
- 地図へのリンクまたは掲載
- 会場の連絡先電話番号
さらに、イベントをより魅力的に伝えるために、公式ホームページのアドレスを加えることで、訪問者が会場の雰囲気を事前に感じられるようにしましょう。
参加費の徴収方法
参加費の徴収は、前もって行うか、イベント当日に行うかをしっかりと決定しましょう。
参加人数が少なめであれば、イベント当日に口頭で案内しても大丈夫でしょう。
しかし、多くの参加者が見込まれる場合は、前もって徴収しておくことが重要です。
そうする際は、徴収の締め切りや支払方法についても案内文に記載しておくことで、手続きがスムーズになります。
出欠連絡の手順
出席または欠席の連絡は、予め設定された期限までに幹事に通知する必要があります。
集まる人数が多ければ、それぞれの部罡から一括して情報を提供することも許可されています。
ただし、その際には、無秩序な書き込みによる集計作業の負拷を避けるため、統一されたフォーマットを利用することを推奨します。
以下の例のように、選択肢に丸を付けて回答する方式が簡潔で分かりやすいです。
- ( )出席します。
- ( )欠席します。
参加を呼びかける一文を忘れずに
招待状の締めには、参加を促す言葉を忘れてはなりません。
仕事の一環として捉えられがちな社内行事やイベントですが、実は納涼会のようなイベントこそ、職場の枠を超えて多様な人々と交流を深める絶好のチャンスです。
参加費が必要でも、そこで得られる経験や人脈は価値あるものとなるでしょう。
また、参加を呼びかけることはイベントを主催する側の大切な役割です。
最終的にその一文が、読む人の参加を決断する後押しとなることもあるので、心を込めた言葉を添えましょう。
納涼会招待案内の文例
いつも大変お世話になっております。営業企画部の田中でございます。
暑さが厳しくなるこの時期、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、この度は弊社恒例の納涼会のご案内をさせていただきます。
- 開催日時:8月9日(金)18時より
- 開催場所:居酒屋〇〇(当社隣接ビル地下)
- 参加費用:3,000円
ご出欠のご返信は7月31日(水)までに営業企画部宛にお願い申し上げます。
- 出席します
- 欠席します
夏のひとときを、同僚と楽しむ絶好の機会となりますので、ぜひご参加いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い致します。
【期限:7月31日まで・要返信】
まとめ
猛暑が続くこれからの季節、冷たいもので喉を潤し、力をつけるため美味しいものをたっぷりと摂ることが大切です。
夏の納涼会は、そんな厳しい季節を乗り越えるための貴重な息抜きの機会。
食欲を失いがちな夏バテの方も少なくないでしょうが、仲間との楽しい談笑を楽しみながらの食事は、ぐったりした身体にも活力を与えてくれます。
幹事の方々には多大な準備が求められることと思いますが、同僚みんなが心待ちにしている納涼会を成功させるべく、一丸となって頑張っていただければと思います。