「【緊急】三井住友カード:アカウント確認のお願い」
というメールは
危険な詐欺(フィッシング)メールです!!
リンクをクリックしたり
リンク先でログインしたり
返信しないように気を付けて下さい!
この記事では
「【緊急】三井住友カード:アカウント確認のお願い」
というメールの怪しいポイントを解説していきます。
私の元には1週間に一度は詐欺メールが届きますので
どうしたらいいのか分からないあなたが
安心できる手助けになれれば嬉しいです。
詐欺メールを見分けるポイント
迷惑メールを開封済みにしただけであれば、問題ありません。
怪しいメールが来たら、まずは上からよく確認してみましょう。
①宛名に個人名がない
まず、本当に自分宛なのかを確認します。
宛名が一切なく、そのまま本文に入っています。
つまり、このメールの差出人は
メールアドレスは知っていても
あなたがどこの誰かを知りません。
だからそれ以外は記載できないんです。
②差出人のメールアドレスにsmbcやvpassがあるか確認
次に差出人のアドレスを確認してみます。
②の部分を見てください
公式ドメインが使われています。
ですが、私のアドレスが使用されている時点で偽物です。
三井住友の公式メールのドメインは以下です。
- contact.vpass.ne.jp
- vpass.ne.jp
- mail.vpass.ne.jp
- smbc-card.com
- prepaid.smbc-card.com
- smbcgroup-point.jp
- otp-auth.net
差出人部分は簡単に偽装できます。
公式な組織や企業からでも、こうしてアドレスが怪しい場合は注意が必要です。
公式サイトに記載されたドメインから
詐欺メールが届いたという報告もあります。
今回は実際に公式に記載があるドメインを使っているため
不安になった方は多いと思います。
利用している企業からのメールは、他のポイントも合わせて、チェックをしてくださいね。
③メール内にあるリンク先のURLがおかしい
メール内のリンクをクリックする前に、URLを確認しましょう。
③の部分をみてください。
まず見た目は公式っぽいです。
Vpassログイン
ですが、このリンクにカーソルを乗せてみると
左下にリンク先のアドレスが出ます。
末尾にsmbcとついていますが、これはサイトではなくページの名前です。
確認すべきサイトアドレスは先頭部分にあります。
このリンクはwww.smbc-card.comではありません。
全く無関係な名前のURLのリンクなんて
もう怪しさぷんぷんですよね。
疑わしいURLはクリックしないようにしましょう。
④文章のチェック
急な要求やお金の話題、文法やスペルミスなど
不自然な点がないか確認します。
まず全体的に情報が少なすぎます。
④の部分ですが
・カードアカウントという名称は聞いたことがありません
・私たちの最大の関心事という言い方は日本企業ならしません
・敬具の後ろに謎の 、 がついている
・問い合わせ先の記載がない
怪しい部分が多すぎて困るレベルです。
不安な場合はリンクではなく、公式サイトやアプリを確認
あなたをログインさせようとしている今回の迷惑詐欺メール。
使った覚えのないサイトからメールが来たり
公式ドメインのアドレスからメールが来ても
宛名、メアド、本文どれか一つでも怪しいと思ったら
迷惑詐欺メールを疑ってください。
そして、そんな時は
メールのリンクはクリックせず
各公式サイトやアプリに
ログインして状況を確認してみましょう。
その際は、いつも使っている信頼できるブラウザを使用するようにしてください。
本当に、あなたに伝えたい、重要な事柄があれば
サイトのマイページやアプリのマイページにも届いているはずです。
怪しいメールが来ても慌てず、一つ一つ確認していきましょう!
アカウント、ID、パスワードを入力した時の対処
アカウント名やID、パスワードも
入力しちゃったわ!
そんなときは、すぐに各公式サイトでパスワードを変更してください。
アカウント名やIDは、公式サイトが配布するタイプの場合
通常は変更できませんが、パスワードだけでも変更すれば詐欺業者は使えなくなります。
アカウント名やIDも、あなたが変更できるタイプならパスワードと一緒に変更してください。
うっかりリンク先で個人情報を入力してしまったら
すでに住所や名前、電話番号、クレジットカード番号
などを入力してしまった!
そんな方はまず
クレジットカードの会社に連絡してください。
セゾンや楽天、オリコなどのカード会社です。
連絡することで、カード会社がカードを停止、その他の対応をしてくれます。
ただし
クレジットカードの裏面のサインは必ずしておいてください。
サインがされていない場合は、不正利用の保証がされないことがあります。
必ず直筆署名をしておきましょう!
それ以外の名前や住所、電話番号などについてですが
現状、取り戻すことも抹消することもできません……
ですが個人情報が漏れたことで
不審なメールや封書、宅配便や電話。
そして新しい迷惑詐欺メールなどが
増える可能性があります。
十分気を付けておきましょう。
不正利用を防げるカード会社への連絡だけでも
すぐに、絶対にしておきましょう。
メール本文
三井住友カードをご愛用いただき、誠にありがとうございます。
本日、お客様のカードアカウントに不審な動きが検知されました。安全確保のため、以下のガイダンスに従い、アカウントの確認をお願いいたします。
対処の推奨手順:
Vpassログイン
三井住友カード公式ウェブサイトへブラウザで直接アクセスください。
セキュリティ確認のため、アカウントにログインし、最近のアクティビティを見直してください。
不明な取引がある場合、または不安がある場合は、即時に弊社のサポートセンターへご連絡ください。
【ご注意】
当社からのメールでは、直接的なログインリンクを含むことはございません。
サポートが必要な場合、または質問がある場合は、公式の連絡先を通じてお問い合わせください。
お客様の情報とプライバシーの安全は、私たちの最大の関心事です。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具、
三井住友カード カスタマーセキュリティ部門
正しい三井住友カードからのメール例
まとめ
詐欺メールを見分けるポイントは4つ!
①宛名に個人名がない
②差出人のメールアドレスが怪しい
③メール内にあるリンク先のURLがおかしい
④文章のチェック
金融機関からおかしなメールが来たら
怖いですし、不安になってしまうこともありますよね。
どうしても気になるのであれば
差出人の金融機関の公式サイトやアプリから問い合わせましょう!
その際は、絶対にメール内のリンクやアドレスに返信しないように!
心当たりのないメールや、心当たりがあっても怪しいメールが来たら
必ず、宛名や差出人のアドレスを確認してみてください。