年賀状を元旦に届けたいと願う方は多いでしょう。
しかし、年末は仕事もプライベートも忙しい時期です。
忙しさのあまり準備が進まないことも。
「このままでは元旦に間に合わないかも？」と不安に思う方もいるかと思います。
そうした中、年賀状が元旦に確実に届くための秘訣は何か。
投函する期間はいつから始まり、いつが期限なのか。
期限を過ぎてしまった場合にはどうすれば良いのか。
これらの疑問にお答えします。
年賀状元旦に届くにはいつまでに出せばいいの？
年賀状を元日に届けて欲しい場合、投函期限が実は定められています。
年賀状の投函期間はいつからいつまで？
元旦に届ける年賀状の投函期間、今年は下記のようになります。
2025年用の年賀郵便の引受開始
・2024年12月15日（日）から
・2024年12月25日（水）まで
投函は早ければ早い方が良いということはありません。
この期間よりも早く投函すると、年内に届いてしまう可能性があります。
年賀状を作成するのは早くても構いませんが、投函は指定された期間内に行いましょう。
特に注意したいのは、12月25日の投函期限の最終日です。
郵便窓口であれば問題ないのですが、郵便ポストに投入する場合は、最後の取集時刻に注意することが重要です。
ポストに投入された郵便物は、25日の最後の集荷後は翌日扱いになるためです。
ご近所のポストの取集時刻は、時間のあるときに前もってチェックしておくと良いでしょう。
ポストマークをクリックすると取集時刻がわかる便利なサイト
年賀状の投函期限を過ぎてしまったら？
年賀状の投函期限である12月25日を過ぎてしまった場合、元日に届くのかという疑問が生じます。
実は、12月28日までに投函した年賀状についても、郵便局は可能な限り元日に配達できるよう努力をしています。
しかし、「可能な限り」という表現からも分かるように、確実に元日に届くとは限りません。
特に遠方への送付の場合、元日に配達が難しい事情があります。
25日過ぎて投函した年賀郵便が元旦に届く期日と地域のおよその目安
12月29日以降に投函された年賀状は、元日以降に順次配達が行われるようになります。
ただし、1月2日は通常、年賀状の配達がお休みになるため、元日に間に合わなかった場合は1月3日以降の配達となることが多いです。
元日に間違いなく届けたいのであれば、12月25日までに投函することが最も確実な方法です。
年賀状の配達が元旦に間に合わないと思ったら？
29日を過ぎて年賀状の配達が元旦に間に合わないと思ったらどうすればいいのでしょうか？
ここからは最終手段で方法は3つあります。
速達で依頼する
最終手段として、年賀状を速達で送る方法が考えられますが、その場合は普通郵便として取り扱われます。
このため、発送するタイミングや配達域によっては、元旦以前に配達されることがあります。
速達を利用するため、追加の料金が必要となり、受取人にも速達で送ったことが伝わってしまいます。
配達日を指定する
年賀状を配達日指定で送る方法もあります。
ですが、この方法も速達と同じく別料金が発生し、受け取り手にも配達日の指定が行われていることが明確に伝わります。
元日に届ける場合には、投函のタイミングに制限もあり、また、宛先が遠方の場合にはさらに困難なことも予想されます。
配達する郵便局へ持って行く
先方の住所を参照し、配達を担当する郵便局で投函する方法です。
窓口で問い合わせれば元旦に到達するかどうかの確認が可能です。
ただし、年賀状の枚数が1～2枚程度の場合に適していますが、多数の場合や送り先が遠方であれば実施不可能です。
あとがき
明日や明後日から新年と言う時期に、年賀状を持って寒い街中を歩き回るのは避けたいですね。
年賀状を元旦に届けたいなら、年賀はがきが発売されてすぐに準備し、投函期間内に出すのが最も確実な方法です。
年末が近づけば近づくほど、忙しさも増して慌ただしくなりますので、11月上旬から準備を始めることをお勧めします。
