年賀状を書く際、どのような筆記具を選ぶべきか迷いますよね。
普段使っているボールペンで書いても問題ないのでしょうか。
確かに、ボールペンで書かれた年賀状は少なめかもしれません。
では、やはり筆ペンが適切なのでしょうか。
- 年賀状にボールペンを使用するのは不適切か
- 年賀状に青色インクは使っても大丈夫か
- 年賀状におすすめの筆記具
これらの疑問に基づいて、年賀状に適したペンの選び方をご紹介します。
年賀状にボールペンは失礼?
年賀状をボールペンで書くのは失礼なのでしょうか?
もしそうならどんなペンが相応しいのでしょう。
ボールペンで書くのは失礼?
年賀状をボールペンで記すのは、一般的に好ましくないとされています。
ボールペンで描かれた文字は、細く、貧弱な印象を受けるため、事務的に見えることが理由です。
筆ペンのように太く濃い文字で書かれた年賀状は、縁起が良く映り、好まれる傾向にあります。
ボールペン以外のペンにはどんなものがある?
年賀状の宛名やメッセージを手書きで書く場合、ボールペン以外で適したペンをご紹介します。
- 毛筆
太くて濃い、力強い文字が描けるため、非常に適しています。
しかし、筆の扱いが難しいため、自信がない方は次の選択肢が良いでしょう。
- 筆ペン
手軽に入手可能で、価格も手頃な筆ペンは非常に使いやすいと言えます。
筆の使用に慣れていない方にもおすすめです。
- 油性ペン
速乾性があり、滲みにくい特性を持つ油性ペンも選択肢の一つです。
細いものから太いものまで、様々な太さが選べるため、自由に使用できます。
年賀状に青インクでもよい?
年賀状を書く際、青インクを使用しても問題ないのでしょうか。
一般的な書類では、黒または青のインクでの記入を求める注意書きが存在し、日常的に青ペンを使用する方も多いです。
しかし、年賀状は新年の挨拶を伝える重要な手段です。
青インクといっても、黒に近い紺色から鮮やかなスカイブルーまで様々です。
相手に与える印象を考慮し、どうしても不安がある場合は黒インクで書きましょう。
日本では古来より墨を用いる文化がありますから、特に青インクを選ぶ必要性は低いかもしれません。
年賀状に使うペンのおすすめは?
年賀状に適したペンのおすすめをご案内いたします。
筆ペン
賀詞や一言メッセージには筆ペンが推奨されます。
一本を選ぶならば、中字が最も扱いやすいでしょう。
ただし、太字や極細の筆ペンもありますので、複数枚書く場合は使い分けると良いかもしれません。
多くの印刷された年賀状がある中で、手書きのものは良い意味で目立つことでしょう。
また、冠婚葬祭のご祝儀やご霊前でも筆ペンは推奨されているため、中字を一本持っておくのは便利です。
筆文字サインペン
年賀状を書く際に筆ペンへの慣れがない方が多いと思います。
そういった方々にピッタリなのが、サインペンタイプの筆文字ペンです。
ペン先が弾力を持ち、扱いやすい短めのデザインが特徴です。
中字や細字、そして太字と、お求めの太さも選択可能です。
慣れない筆ペンよりも、格段に書きやすいでしょう。
あとがき
年賀状に使用する筆記具を選ぶ際には、年賀はがきの紙質も考慮して適したものを選ぶとよいでしょう。
年賀はがきの紙質には、普通紙、インクジェット紙、インクジェット用写真紙などがあります。
普通紙を使用する場合は、鉛筆やシャープペン、万年筆などの硬い先の筆記具が適しています。
インクジェット紙の場合は、筆ペンやサインペンなどの柔らかい先の筆記具が向いていると言えます。
年賀状の準備は枚数が多いほど手間がかかりますが、新年の最初の挨拶として心を込めて丁寧に仕上げましょう。
頑張ってください。