年賀状に添える一筆には、何を書くべきか迷いますよね。
特に長らく連絡を取っていない友人の場合、彼らの近況が分かりませんから、適切な言葉を見つけるのが一層難しくなります。
しかし、ただ印刷された年賀状では心の温もりが伝わりづらいため、あなたらしいメッセージを添えることで、受け取る友人が喜ぶことでしょう。
そこで、ほとんど連絡をしていない友人へ送る年賀状にぴったりの一言メッセージの例をご紹介します。
年賀状の一言 久しぶりな友人への文面の構成
遠方に住んでいるなど、さまざまな理由からご無沙汰してしまっている友人に、久しぶりに書く年賀状の一言です。
一言といっても一文では少し寂しいかもしれません。
届いた時に懐かしさを感じてもらえるように、文面の構成もしっかりと考えて練り上げましょう。
- 相手の様子を尋ねる言葉
- こちらの近況を伝える言葉
- 締めの言葉(健康・幸せを願う言葉)
年賀状の一言 ご無沙汰している友人への文例
ご無沙汰している友人に向けてそれぞれの言葉の文例をみてみましょう。
相手の様子を尋ねる言葉
相手の様子を尋ねる言葉の文例をご紹介します。
友人ですからあまり堅くなりすぎないようにしつつも、目上の方など相手によっては言葉使いにも注意しましょう。
- しばらくご無沙汰していますが、お変わりありませんでしょうか?
- 長らくご無沙汰しております。お元気ですか?
- すっかりご無沙汰しておりますが、お元気でしょうか?
- ○○以来ですね。元気ですか?
- なかなか会えないけれど、元気にしていますか?
- 最後に会ってから何年経つのかな。元気にしてる?
- ご無沙汰しておりますが、皆様お元気でいらっしゃいますか?
- しばらくご無沙汰しておりますが、お身体の具合はいかがでしょうか?
こちらの近況を伝える言葉
こちらの近況を伝える言葉の文例をご紹介します。
しばらく会わないうちに変わったことがいろいろとあるかもしれません。
相手が知らないようなら一言書いておくといいでしょう。
他にも最近始めたことやはまっていること、また今年始める予定などを書くのもおすすめです。
特に変わりなく
結婚報告
出産報告
彼女の成長を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
子供の成長報告
息子はランドセルを眺めながら入学を楽しみにしています。
引越し報告
近くにお越しの際は、ぜひ新居にお立ち寄りください。
皆さんをお迎えできるのを楽しみにしています。
その他の報告
センスはないかもしれませんが、上手くなることを信じて努力しています。
締めの言葉
締めの言葉は、相手の健康や幸せを願う言葉が適しています。
また、再会を願う言葉もおすすめです。
健康を願う言葉
幸せを願う言葉
再会を願う言葉
一言メッセージを書く際のポイント
一言メッセージは、手書きで書くことで心温まる印象を与えます。
印刷の文字と比べて、手書きは温かみが感じられるため、事務的な印象のボールペンを避け、筆ペンやフェルトペンで書くと良いでしょう。
一言メッセージには句読点を用いず、改行を上手につかうことが大切です。
また、かしこまりすぎず、相手に合った言葉使いを心がけましょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
ご無沙汰している友人宛てに年賀状を書く際の一言メッセージについて、その構成や文例をご紹介しました。
相手との関係によっても、書く内容が変わるため、深く考えて綴ることをお勧めします。
敢えて距離を置いている場合は、近況報告を省いても問題ありません。
ただ、相手の健康や幸せを願う言葉を添えることが重要です。
新年の挨拶をメールで済ます方も増えていますが、年賀状を通じて素敵な関係が続くことを願っています。