年賀状を開封した瞬間、思わず笑顔がこぼれる瞬間、なんとも言えない喜びを感じますよね。
せっかくの機会に、相手に喜びを感じてもらえるようなメッセージを選びたいものです。
ただ、何を書けば良いか迷ってしまうこともありますよね。
そんな時のために、年賀状に添えるひとことで、受け取った方が笑顔になれる心温まるメッセージ例をいくつかご紹介いたします。
年賀状の一言添え書き
笑顔になる、貰って嬉しいメッセージとは何でしょうか。
年賀状に一言、手書きのメッセージを添えるだけで、受け取る側の喜びは格段に増します。
贈る相手やその関係性に応じて異なることはありますが、相手を笑顔にするメッセージの例をいくつかご紹介します。
- 日頃の感謝の言葉
- 健康を気遣う言葉
- 相手を励ます言葉
- 再会を願う言葉
- 幸せを祈る言葉
- ご指導をお願いする言葉
- 今年もお付き合いをお願いする言葉
これらの言葉は、読む人にとって確実に嬉しいものと感じられるでしょう。
また、以下のようなメッセージも良いでしょう。
- 相手の嬉しい出来事を一緒に祝う
- 自分の近況で嬉しかった出来事を伝える
相手やそのご家族に喜びがあった場合、それを共に喜ぶ言葉を選ぶと、受け取った人も更に喜んでくれます。
自身の近況を共有することも、関係を深める一助となるでしょう。
ただし、自慢話にならないように注意し、相手との関係性や文章の書き方に配慮が必要です。
添え書きで注意しておきたいポイント
笑顔になれるメッセージを添えて、年始のあいさつを心温まるものにしたいものですが、時として無意識のうちに相手の気持ちを損ねてしまう可能性もあります。
特に注意すべきは以下のような話題です。
- 結婚に関する話題
- 子供に関する話題
- その他ネガティブな話題
結婚に関しては、自らの喜びを伝えたい気持ちは理解できますが、全ての人が同じように感じるとは限りません。
自分の幸福を共有したい意図でも、過度の惚気は避けた方が無難です。
また、子供の話題については、相手に子供がいる場合には共感を呼びやすいですが、子供が欲しいと願いながらもなかなか授かれない人にとってはデリケートな問題です。
家族写真が添えられた年賀状が、全ての人にとって嬉しいわけではないことを理解することが大切です。
結婚や子育ての状況は人それぞれ異なるため、相手の状況を配慮した書き方を心掛けることが望まれます。
さらに、仕事の忙しさや家庭の悩みなど、自己の負の側面を強調する話題も年賀状には相応しくありません。
お互いにとって楽しい新年の挨拶になるよう、ポジティブな内容を心掛けましょう。
年賀状の一言添え書き
笑顔になる貰って嬉しいメッセージ文例!
年賀状の一言添え書きで笑顔になる貰って嬉しいメッセージ文例のご紹介します。
日頃の感謝の言葉
相手との関係が深いか浅いかに関わらず、何かとお世話になっています。
年賀状では、日頃の感謝を伝えることで相手も喜んでくれることでしょう。
- 昨年中は大変お世話になりました。
- 昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
- 旧年中はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。
- 旧年中は大変お世話になり、心より感謝しております。
- 昨年は格別のご指導を賜り、厚くお礼申し上げます。
健康を気遣う言葉
相手の健康を気遣う言葉は、自らの心遣いと同時に相手の幸福を願う優しさが感じられ、受け取る方には喜びをもたらすものです。
- 風邪などひかないように、どうかご自愛ください。
- 寒さが厳しい折、くれぐれもご自愛ください。
- 厳寒の折、風邪など召されませんようご自愛ください。
- 寒さが厳しい季節ですので、健康には充分ご留意ください。
- まだまだ寒い日々が続きますので、お体にはお気をつけください。
- お互いに元気で、体調に気を付けて過ごしましょう。
- お身体をお大事にしてください。
相手を励ます言葉
年の初めですから、今年一年頑張ろうという意味で相手やお互いを励ます言葉もいいでしょう。
- 今年は受験の年ですね。お互い勉強頑張りましょう。
- 今年も一緒に仕事頑張りましょう。
- 今年も一年頑張ろう。
- 本年も新たな気持ちでがんばりましょう。
再会を願う言葉
久しぶりにお目にかかる方や、普段なかなかお会いする機会がない方へ、今年中にはぜひお会いしたいという想いを伝えることは素敵なことだと思います。
具体的な日程は後ほど決めるとしても、会える可能性を思い描くだけで、双方にとって嬉しい気持ちになるでしょう。
- 今年はゆっくりとお会いしたいですね。
- 今年はたくさんお会いしたいですね。
- 今年こそは一緒に旅行しましょうね。
- 予定を合わせてお会いしましょう。
- 今年はまた飲みに行きましょう。
- またお会いできる日を楽しみにしております。
- 落ち着いたら、またゆっくりとお話ししましょう。
- お会いできる時まで、お互いに元気で過ごしましょう。
幸せを祈る言葉
相手の幸せを祈る言葉は、定番ではあるものの、それを受け取る人にとっては、自らの幸せを心から願ってくれている人がいると知ると非常に嬉しいものです。
- あなたにとって良い一年になりますように
- 素晴らしい一年になりますように
- 素敵な年になりますように
- 充実した一年となりますように
- 笑顔と幸せで溢れる一年でありますように
- 幸多き一年となりますようお祈りいたします
- 幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます
- 幸せいっぱいの毎日を過ごせますようにお祈りいたします
- あなたにとって素敵な幸運が訪れますように
- 新しい年が◯◯さんにとって素敵な一年になりますように
ご指導をお願いする言葉
目上の方々やご指導を賜る方々に向けて、引続きのご指導を伺う際の言葉遣いです。
このように頼むことで、お相手も嫌な気持ちになることは少ないでしょう。
これに昨年の感謝やお礼を添えると、より良い印象を与えることができます。
- 本年もご指導のほどよろしくお願いいたします。
- 本年もよろしくご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
- 本年も変わらぬご指導を賜りますようお願いいたします。
- 本年もご指導とご鞭撻の程何卒宜しくお願い申し上げます。
- 今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
- 今年も一層のご指導ご鞭撻をお願いいたします。
今年もお付き合いをお願いする言葉
最後に今年のお付き合いについてもお願いする言葉になります。
定番ではありますが、重要な言葉です。
- 今年もよろしくお願いいたします。
- 本年もよろしくお願いいたします。
- 本年も変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。
- 本年も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。
あとがき
「笑う門には福が来る」の言葉の通り、新年を迎えて初笑いは非常に重要な意味を持ちます。
笑顔にも色々な種類があり、心暖まる微笑から、心からの大笑いまで多岐にわたります。
年賀状を通じて笑いが生まれるのは、それだけ受け取った人との間に深い関係性が築かれているからこそです。
何よりも重要なのは、その親愛なる人を思い浮かべながら筆をとることです。
ほんの一言のメッセージが、ふたりの絆をこれからも長く繋ぎ続けることでしょう。