初詣に行こうか迷っていますか?
年が明けて、本来ならば参拝した方が良いのかもしれませんが、前年も訪れなかったことを思い出して、少々億劫に感じるかもしれません。
しかし、訪れなければ何か不吉なことが起こるのではないかと心配する方もいるでしょう。
- 初詣をしないのは問題ある?
- 初詣に行く意義は?
- 初詣はいつまでに行けば良い?
このような初詣に関する疑問について解説します。
初詣に行かないのはダメ?
初詣に行かないというのは、一体どうなのでしょうか?
初詣に行かない人の割合は?
そもそも初詣に行かない人の割合は、およそ4割とされています。
お正月は多くの企業や学校が休みになるものの、半分弱の人々が初詣に足を運んでいない様子です。
なぜ初詣に行かない人がそれほど多いのでしょうか。
初詣に行かない理由は?
初詣に行かない理由は様々です。
休みがない
まず、仕事で休みが取れない方もいます。
お正月でも業務が続く職場では、初詣に行きたくても行けないのは仕方ありませんね。
人混みが苦手
また、多くの人が集まる場を苦手とする方も少なくありません。
冬場は特に風邪やインフルエンザが流行する時期のため、人混みを避けて安全を優先するのは理にかなっています。
体調が悪い
自身が病気や怪我で回復中の場合も、外出を控えます。
特に冬期間はインフルエンザが流行りやすいため、無理して初詣に行くよりは、早く治ることを優先する方が賢明です。
子供が小さい
また、家族に小さな子供がいる場合は、寒空の下、新生児や幼児を連れての初詣は困難を極めます。
寒さや人の多さは、子供の体調に悪影響が出る可能性があります。
一人では行く気にならない
さらに、一緒に初詣に行ける相手がいない、または単純に面倒だと感じる場合もあります。
自宅で温かく過ごすことを選ぶ方も多いでしょう。
初詣に行かないとどうなる?
初詣に行かないことで罰があたるという話も耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか。
初詣に行かなかったからといって、直接的に何か悪いことが起こるわけではありません。
万が一、何か不運があったとしても、それが初詣を怠ったことに由来するとは断言できません。
しかしながら、初詣は神様や仏様への新年の初めての挨拶であり、昨年の感謝を伝える大切な機会でもあります。
その機会を逃すことは、なんとなく罰当たりな気がするものです。
初詣に行く意味はある?
初詣に行く意味はあるのでしょうか?
まず初詣の由来から見てみましょう。
初詣の由来は?
初詣とは、元々家長が大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神神社に籠るという習慣(年籠り)に始まります。
この伝統が次第に大晦日の「除夜詣」と元日の「元日詣」の二つに分かれ、特に「元日詣」が今日における初詣の原型とされています。
初詣の意味とは?
現代の初詣は、年が明けて初めて神社や寺院などに参拝することを示します。
そこで、昨年一年間の感謝を捧げ、新年の無事と平安を祈願するのです。
初詣で無事と平安を祈っていると、無事に暮らせればそれで初詣の意義があると考えられます。
次の年の初詣でその感謝を伝えることは、自然な流れと言えるでしょう。
初詣は何日までに行くべき?
初詣にはどんな日にちまでに行うのが良いのでしょうか?
本来、初詣は元日に詣でることが基本ですが、現代では特定の日付に縛られることなく、年始に初めて訪れることで初詣とされています。
昨年の感謝と新たな年の安全を祈るため、できるだけ早めに行くのが望ましいです。
その結果、多くの方が新年の休みに初詣を済ませることになります。
さて、お正月の期間はいつまででしょうか。
・松の内(1月1日~1月7日)
この期間、「松の内」とは関東地方では1月7日までをさしますが、関西地方においては1月15日までと地域により異なります。
この期間内に初詣を行うのが適切でしょう。
あとがき
初詣に行こうかどうしようか迷っているなら、昨年一年の感謝を伝えに行くと考えるのがいいと思います。
こうして無事に過ごせたのも神様仏様のお陰と思うと感謝しかありません。
神様や仏様へのご挨拶は早いに越したことはないですよね。
寒いので風邪などひかないように暖かい服装でお出掛けください。
初詣に行って自宅に帰ってきたらあらためてお正月休みを満喫しましょう。
暖かいお部屋で美味しいものを食べてゆっくりしてください。