同窓会の幹事というのは本当に大変な役割です。
多くの方々に参加していただきたいと願いつつ、想像以上に参加者が集まらないことがあります。
一体何が原因でしょうか。
その主な理由は、実は同窓会への参加を躊躇しているからかもしれません。
参加をためらう様々な理由があることを解説いたします。
同窓会に行かない主な理由は7つ
同窓会に参加しない人々には、様々な理由があります。
これらの理由は個人によって異なりますが、一般的に7つに分類されます。
仕事の多忙さにより
多くの社会人は、学生時代と異なり、日々の業務に追われるため、朝から晩まで忙しい日々を送っています。
連日の残業や休日の出勤が必要な職場も少なくありません。
こうした状況では、自分のスケジュールで自由に休むことは困難であり、場合によっては有給休暇を取得することさえ難しいかもしれません。
そのため、同窓会に参加するという単純な理由では休みを取ることが容易ではないでしょう。
仕事のスケジュールを事前に調整できる環境であれば別ですが、現実にはそうもいかないことが多いのです。
現在住んでいる場所が遠いから
学校を卒業後、結婚して遠方へのお引越しをされた方もいらっしゃるかと思います。
同窓会への参加が飛行機や新幹線の移動を伴う場合、旅費がかさみ、家計やお子様の事情もありますから、簡単にはいかないこともあるでしょう。
また、結婚されていない場合でも、職務での転勤により、勤務後に立ち寄ることができる距離ではないことも考えられます。
今の自分に自信が持てないから
久し振りに会うと、仕事で出世していたり
、自ら会社を創設し社長になっていたりと、仕事面で大きく成長している人もいます。
また、結婚して幸せな家庭を築いている人もいるかもしれません。
そんな周囲の友人たちを思い浮かべ、意識せずに自分と比較してしまい、自信が持てなくなってしまう方もいるでしょう。
久し振りに顔を合わせる同窓会では、会えること自体が貴重な機会なので、誰も仕事や家庭のことは気にしていません。
しかし、気になる人はいるものです。
会いたくない人がいるから
同窓会を欠席する理由には、会いたくない人がいる場合もあります。
学生時代に苦い経験をしたことが原因で、良い思い出がないということもあるでしょう。
周囲の人々も歳を重ね、成長したとはいえ、その人の顔を見るだけで過去の感情が蘇ることがあります。
いじめをした側はそのことを忘れていても、被害を受けた側はしっかりと記憶しているものです。
前回嫌な思いをしたから
同窓会は2度目という場合、前回の様子が大変重要になります。
参加者の顔ぶれに変わりは少ないため、前回の経験が悪ければ再び参加する気にはなりにくいでしょう。
ましてや、大きな争いがなかったとしても、思わぬ一言に心を痛めることもあります。
幹事は全員の交流を詳しく把握するわけにもいかず、難しい問題です。
面倒だから
時間はあるので、行くことは可能ですが、単に面倒だと感じる場合もあります。
同窓会自体に楽しみを感じていない場合や、参加準備が煩わしい場合もその一例です。
楽しみが見つからなければ、せっかく出かけても、昔の友人とどのように会話すれば良いのか戸惑うこともあるでしょう。
学生時代に親しい仲間がいなかったり、部活動に所属していなかったりすると、特別な思い出もなく、その結果、参加意欲が湧かないこともあります。
特に女性の場合、同窓会に合わせて美容院に行ったり、新しい服やバッグを用意するなどの出費が増えることもあります。
そうなると、手軽に参加するのが難しくなり、結果として欠席する方が楽だと思うこともございます。
誘われていないから
最後に、誘われていないという理由で参加できない場合もあります。
同窓会名簿から漏れてしまっていたり、当時のさまざまな事情で連絡が取れないことも考えられます。
このようなケースは少ないかもしれませんが、誘われなければ、どんなに行きたくても参加することはできません。
あとがき
同窓会とは言っても、参加される皆様が楽しく過ごせるような集まりでなければ、参加意欲も湧きませんね。
また、参加を希望しつつも、さまざまな事情で足を運べない場合もあります。
幹事を務める方々が、様々な立場の人々と広く繋がりを持ち、誘い合いながら日程調整を行えば、成功する可能性の高い集まりとなるでしょう。
同窓会の機会もそう頻繁にあるわけではありませんから、ぜひ楽しみにして参加したいものです。