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夫または妻(配偶者)の喪中はがき:文例と書き方のコツ

喪中
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家族が亡くなった時、特に自分の配偶者である夫もしくは妻の場合、年賀状を控える旨を伝える喪中はがきの書き方は悩ましいものです。

このような時、どんな言葉を選べば良いのでしょうか。

家族を亡くした悲しみの中で文章を考えるのは容易ではありません。

そこで、この記事では、特に配偶者を亡くした場合の喪中はがきの文例と書き方に注目してご説明します。

夫、または妻の喪中はがきの書き方のポイント

喪中はがきの構成要素

喪中はがきを作成する際、以下のポイントに注意してください。

1. 挨拶の言葉
2. 故人に関する情報
3. 故人への感謝表現
4. 締めの言葉

挨拶文の詳細

挨拶文は、はがきの冒頭に書きます。

例文)
・喪中のため、新年の挨拶を差し控えさせていただきます。
・年末年始の挨拶を失礼させていただきます。
・新年の挨拶を控えさせていただきます。
・喪中につき、新年の挨拶をご遠慮させていただきます。
・新年の挨拶は差し控えさせていただきます。

※「賀」は喜びを意味しますので、喪中はがきでは「年始」「年頭」「新年」などの言葉を使用します。

故人に関する情報の記載

故人に関する情報は、以下のように記載します。

・続柄
・名前
・亡くなった日付
・年齢

配偶者が亡くなった場合の苗字の記載について

故人と差出人が同じ苗字の場合、苗字の記載は省略可能です。

例文)
・今年の◯月に、夫または妻◯◯が◯◯歳で逝去しました。
・◯月に夫または妻◯◯(享年◯◯歳)が逝去しました。
・夫または妻◯◯が今年の◯月に◯◯歳で亡くなりました。

病気療養中だった場合の表現例

例文)
・長らくの病気療養中だった夫または妻◯◯(◯◯歳)が、今年の◯◯月に逝去しました。
喪中

故人への感謝表現

最初に、故人との過去の関係やその思い遣りに対する感謝の気持ちを述べます。

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※「厚情」とは、深い情や心からの思いやりを指します。
一方、「ご厚誼」とは、親密な交流や深い友情のことを意味します。

例文)
・故人が生前に受けたご厚情に対して、心から感謝申し上げます。
・今年において受けたご厚情に深く感謝いたします。
・故人にかわり、生前のご厚情に感謝の意を表します。
・故人を代表して、生前皆様から受けたご厚情に感謝申し上げます。
・故人が生前に受けたご厚誼に対して心より感謝申し上げます。
・故人が生前、皆様から受けたご厚誼に深く感謝しております。

締めの挨拶

次に、文書の締めくくりとして挨拶を述べます。

通常、この部分では字下げや句読点を使用せずに書かれます。

例文)
・皆様に素晴らしい新年が訪れますように心から願います。
・皆様が健康で幸せな新年を迎えられますようお祈りいたします。
・来年も引き続きのご交誼を心からお願い申し上げます。
・次の年も変わらぬご交流を願い申し上げます。
・季節の変わり目に、皆様のご自愛をお祈り申し上げます。
・これからの厳しい寒さの中で、皆様のご健康を心よりお祈りします。

喪中はがきの文例集

ここでは、具体的な喪中はがきの文例をご紹介します。

これらは、上記の構成を基に作成されています。

場合によっては、故人の亡くなった月や日付を記載しないこともあります。

亡くなった月を記載しない文例

故人の死亡日を省略した文例です。

・喪中のため年末年始の挨拶を差し控えます。今年一年間のご厚情に感謝し、来年も変わらぬご厚誼をお願いいたします。

亡くなった月を記載する文例

故人の死亡日を含む文例です。

・新年の挨拶を控えさせていただきます。本年〇月に夫もしくは妻〇〇が〇〇歳で逝去しました。今年一年のご厚情に感謝し、来年も変わらぬご厚誼をお願い申し上げます。

まとめ

喪中葉書の作成は基本に則っていれば簡単ですが、大量に印刷し配送することを考えると、専門の印刷会社に依頼する方が効率的です。

多数の文例が用意されており、宛名印刷も無料で行う場合が多いです。

家族を亡くした悲しみの中で急いですべてを行うのは難しいため、専門の印刷会社に依頼することをお勧めします。

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